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初心者向け!プログラミング講座 【PHP編】『型の確認、型の変換、キャスト』

2018/11/11
 

漫画坊主です。

 

今回は 変数に格納されている情報を確認、型の変換、キャストについて勉強したいと思います。

 

プログラミング初心者の方は本編の 漫画で入門!初心者向けプログラミング講座 を先にご覧下さい!
漫画で入門!初心者向けプログラミング講座【PHP編】#1『PHPとは』

 

※本編に移る前に注意

 

私の使用しているパソコンの OS が Windows10 ですので、
スクリーンショットがWindows10 となっております。予めご了承くださいませ。

 

本編でテキストエディタのスクリーンショットを使用しておりますがこちらは
【Sublime Text 3】を使用しております。
テキストエディタはご自身が使いやすいもので問題ありません。
もしテキストエディタを インストールしていない方 がいましたら下記からインストールできます。

【Sublime Text 3】のインストールはこちら

 

それでは本編開始です!

 

 


◆変数の型

 

まずはPHPでよく使う 変数の型 を表にまとめましたのでご覧ください。

 

この変数の型はPHPの場合指定しなくても 自動的 に判断してくれます。

 

ではPHPが判断した型を確認するにはどうすればよいのでしょうか?

 

1つは、【 var_dump 】を使用する方法があります。

※var_dumpに関してはこちらの記事を参考にしてください。 別ウィンドウで開きます。
初心者向け!プログラミング講座 【PHP編】『 var_dump , var_export , print_r の違い』

 

今回は【 gettype 】関数を使用して型の確認をしてみたいと思います。

ではこちらのソースをご覧ください。

 

今回はテスト用の配列に【 整数、浮動小数点、文字列、真偽値、配列、NULL】を格納しました。
これらを【 gettype 】を使用して型の確認をしたいと思います。
【 gettype 】使用方法は下記をご覧ください

 

 gettype ( ”型の確認したい変数” );

 

ではブラウザで確認してみましょう。

それぞれの型名が出力されているのが分かります。

◆型の変換

 

続いては 変数の型 を 別の型 に 変換する方法 を勉強したいと思います。

PHPの組込関数 を使用する方法や、キャストする方法があります。

 

◆変数のキャスト

 

キャスト とは、変数などの型を、別の型に変換すること をいいます。

早速どのようにして キャスト するのかを確認してみましょう。

 

まずは、下記のソースをご覧ください。

 

上記のソースでは、整数を【 int型 】の変数 $cast に格納し、
様々なパターンでキャストをした挙動を確認できるソースにしました。

 

使い方は、変数の前の( )の中に変換する型名を指定する と キャスト できます。

 

 (変換する型名を指定)$変数名;

 

それではキャストした $cast の挙動を確認しましょう。

 

指定した型に変換できているのがわかります。

 

キャスト すると 思う通りに変数の型を変換できますが、
型を変換したことによって、予期せぬ不具合が発生する可能性もあります ので
キャストする際は十分注意しましょう。

 

◆組込関数を使った型の変換

 

続いては、組込関数を使用した型の変換 について勉強しましょう。

型変換に使用する関数を表にまとめましたのでまずはそちらをご覧ください。

 

これらを使用して型の変換を行います。

では、使い方を確認してみましょう。

こちらのソースをご覧ください。

 

配列に【整数、浮動小数点、文字列、true、false】を格納しました。

 

この配列を 組込関数を使用して、型変換をしてみましょう。

使い方は以下の通りとなります。

 

 〇〇val( 変換する変数名 );

 

では、ブラウザで確認してみましょう。

 

型が変換されているのが分かります。

 

この関数の中で個人的によく使用するのは【 intval 】と【 strval 】です。

 

ユーザーが入力項目に入力した 文字列を整数に変換 したり、
逆に 整数を文字列に変換 する時に使用します。

 

◆型が一致しているかの判定

 

最後に 条件文で使える組込関数 を勉強しましょう。

型が一致しているかを判定する関数 を下記の表にまとめましたのでご覧ください。

 

上記の関数を使用すると、指定した変数の型が一致しているかどうか を確認することができます。

では早速ソースをご覧ください。

 

変数に配列を用意し、【 整数、浮動小数点、文字列、真偽値、配列、NULL 】を格納しました。

今回は boolean型 が一致した場合のみ「真偽値です」という文字列を表示します。

使い方は以下の通りになります。

 

 is_〇〇( 変換する変数名 );

 

この関数を使用すると 型が一致した場合は true  一致しなかった場合は false を返します。

 

それでは挙動を確認してみましょう。

boolean型の時だけ文字列が表示されているのが確認出来ました。

 

◆まとめ

 

・変数の型はPHP側で自動で定義する。
・関数【 gettype 】は、指定した変数の型を確認することができる。
・キャストは【(変換する型名)$変数名】で型の変換ができる。
・関数【  ○○val 】は指定した型に変換できる。
・関数【 is_○○】は指定した型と一致しているかを確認できる。

 

以上で 初心者向け!プログラミング講座 【PHP編】
『型の確認、型の変換、キャスト』を終了したいと思います。

 

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最後まで読んで頂きありがとうございました!

 

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